
人は「ありがとう」より先に認められたい
「ありがとう」と伝えているのに、なぜかスタッフとの距離が縮まらない。
そんな経験はありませんか?
リーダーとして感謝の気持ちを伝えることは、とても大切です。
しかし実は、その前に必要なことがあります。
それは、「認めること」です。
人は誰でも、自分の頑張りに気づいてほしい。
職場には、目立たないけれどチームを支えている行動がたくさ
んあります。
例えば、
こうした行動は、本人にとっては当たり前かもしれません。
しかし、その当たり前の積み重ねが職場を支えているのです。
ところが、こうした頑張りは結果として見えにくいため、気づ
かれないまま終わってしまうことも少なくありません。
「ありがとう」が響かない理由
感謝の言葉は大切です。
ただ、人は自分の努力や行動を認識してもらえたと感じたときに、
初めて感謝を素直に受け取ることができます。
例えば、「ありがとう」だけではなく、
「朝早く来て準備してくれていたんだね。ありがとう」
と言われるとどうでしょうか。
相手は、「ちゃんと見てもらえていた」と感じます。
この違いはとても大きいのです。
信頼されるリーダーは「褒め上手」より「気づき上手」
私はこれまで多くのリーダー研修を担当してきました。
その中で感じるのは、信頼されるリーダーは必ずしも褒めるのが上
手な人ではないということです。
むしろ共通しているのは、「小さな頑張りに気づく力」を持っている
ことです。
そうした行動を見つけて、言葉にしています。
「フォローしてくれていたんだね」
「気づいて動いてくれたんだね」
「準備してくれていたんだね」
たった一言でも、相手の心にはしっかり届きます。
そして成長する人が増える職場には、自然と良い空気が
流れるようになります。
職場の雰囲気は、特別な制度や仕組みだけでつくられる
ものではありません。
日々の小さな関わりの積み重ねによって育まれていくも
のです。
上機嫌なリーダーの整える習慣
上機嫌なリーダーは、特別な言葉を持っているわけではありません。
相手の頑張りを見つけ、それを言葉にする習慣を持っています。
最近、当たり前のように頑張っているスタッフはいませんか?
もし思い浮かんだら、ぜひ声をかけてみてください。
「見ていたよ」
「助かっているよ」
「ありがとう」
その一言が、相手の明日の力になるかもしれません。
人と組織のパフォーマンスを高める 上機嫌コミュニケーション

社の中にいると見えなくなっている問題点が第三者目線で見ると、仕事の渋滞の原因がどこにあるのかわかります。
解決法はいたってシンプルです。私に一度ご相談ください。
上機嫌な職場をつくる 今蔵ゆかり