今蔵ゆかりです。
仕事柄、日々多くの方にお会いする機会があります。
「こんなに多くの方とお会いしていると、誰が誰だかわからなくなりませんか?
と聞かれることがあります。
正直いいますと、みなさんを記憶しているか?というとそうではありません。
いただいた名刺の山を確認してみると、3つに分かれます。
顔が浮かぶ人、そうでない人、そしてスペシャルな人。
このスペシャルな人が、また会いたい!仕事でご一緒したい!
そう思える人なのです。
スぺシャルな人は、表情、服装、声色、纏っている空気までも記憶に残っていて、ありありと思い起こすことができるのです。
では、いったいどんな人がスペシャルな人なのか?ですが。
いくつかポイントはあります。
そんな中、これははずせない!私ならではの基準をご紹介します。
そのひとつ、それは「人なつっこさ」がある人です。
男性で役職が上の人になると「人なつっこさなんて、真逆じゃないか」そんなイメージを持たれるかもしれません。
いえいえ、それが違うのです!
笑顔で、自ら先に挨拶をしてくださったり、おもしろ話しを披露してくださるのは、だいたい重役クラスの方なのです。
お礼状やお礼のメールなども、このクラスの方はこちらが恐縮するくらいスピーディーなのです。
そしてそんなひとなつっこさを上司に持つ職場の雰囲気は、風通しがよく、みなさん伸び伸びと仕事をされています。
上司と部下、お互いにコミュニケーションが抜群にうまく取れています。
以前お目にかかった「ひとなつっこい方」のワンシーンをご紹介しますね。
名刺交換のシーンです。
「〇〇社の常務をしています〇〇です。担当はもっぱら社員との雑談ですがね!あははは」
〜名刺入れから、なかなか名刺1枚がとりだせず・・・〜
「ご覧の通り、年々指の脂が減ってきているのが悩みです!あははは」
初対面からこのような感じでした。
講演中も、時にうなずき、時にメモをし、笑顔でご聴講くださっていました。
講演が終わると、取引先の方、他の支店の社員さんがその方の元へ立ち寄りたちまち囲まれていました。
あ〜やっぱりそうなんだなぁ。
威厳ももちろん必要ですが、人を受け止めるおおらかさ、ひとなつっこさ。
それが人を魅了するのだと、その方を見て実感していました。
大人こそ!ひとなつっこさを持ち備えているかどうかで、その人の人間力が問われるような気がいたします。
次回はまた会いたい!と思える人その2を書きますね。