今蔵ゆかりです。
目の前のこと、目の前の仕事、目の前の人を良く見て!と言われます。
確かに目の前のことに集中することは、重要なことです。
ですが、それ以上に”見渡す、俯瞰力”がもっと大切だと日々感じています。
仕事柄、パーティーに出席させていただく機会があります。
その際にいつも感じることを書きます。
パーティーの場は、みなさんそれはそれは美しく装っておられます。
ですが、数分も経過すればそれぞれの魅力が分かれてきます。
煌びやかに着飾っているだけで、魅力を感じない人。
本人の内側からもキラキラと輝いている、魅力的な人がいます。
前者は、どういう振る舞いをされているかというとひとことでいえば「自己中」。
・目の前にいる、知人にだけ声をかけ身内だけで盛り上がる
・周囲の配慮なく、写真撮影するのに必死になっている「撮ってください!」のみ。
・主役を独り占めしようとしている
・知人以外は視界に入っていない
自分の目の前のこと、自分のテリトリーを守る能力は長けていますが、見渡す俯瞰力や配慮が欠けているのです。
もちろん、自分が周囲にそう見られていることすら、気づきません。
一方、後者は、見渡す俯瞰力があります。
・知らない人とでも気軽に声をかけ会話を楽しむ
・写真を撮りたがっている人に「撮りましょうか?」と声をかける
・主役と会話をしても、短時間で済ませている
・周囲の雰囲気を楽しむ
目の前を楽しみながら、周囲を見渡す俯瞰力があるのです。
こういう方は、とても心の器も広く、穏やかで、チャーミングです。
大勢いる中でも、キラリと光っています。
職場でも、こういう俯瞰力を持つ人は信頼度も高く仕事もうまくいっていますね。
忙しいとつい目の前のことだけに必死になりがちです。
忙しい時こそ、見渡す俯瞰力を身に着けたいですね。