良かれと思って使っている言葉がハラスメントに?
成果をあげる「上機嫌な人材育成」「環境整理」の今蔵ゆかりです。
講師仲間でもある、人材育成コンサルタント、上司向けコーチの吉田幸弘さんの著書。
『一流の人は知っている「ハラスメントの壁」』
この中から、言ってはいけない言葉のひとつをご紹介させていただきます。
※一部抜粋
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ロジックハラスメントという言葉が生まれました。
これはロジック(論理的)に相手を追い詰めるハラスメントだそうです。
論理的に考えることは大切ですが、時にそれがハラスメントに繋がることもあります。
その際のデンジャラスキーワードは「なぜ」という言葉です。
例えば
- 「なぜ?納期に間に合わなったのか?」
- 「なぜ?ミスが起こったのか?」
こう「なぜ?」と問われると、いわれた側は追い詰められてしまいます。
これを別のいい方に変えるだけで印象は変わります。
- 「納期に間に合わなかった原因って何かな?」
- 「ミスが起きてしまったのは、原因って何かな?」
「なぜ」を「何」に変えても同じ意味になるのです。
「なぜ」と言われると「人」に焦点を当てているため、責められているように感じます。
それに対して
「何」ならば「出来事・モノ」に焦点をあてています。
そのために、いったん自分と切り離して冷静に考えることができるのです。
ですから、「なぜ」ではなく「何」と言い換えましょう。
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私たちは、無意識のうちに「なぜ?」を使っているかもしれません。
中にはよかれと思って「なぜ?」を連呼している方もいるかもしれませんね。
あぶない、あぶない・・・。
その一言が相手を追い詰めていることがあるとは、気づきませんでした。
「なぜ」を「なに」に変換する。
たった一字で大違いですね!
一流の人は知っている「ハラスメントの壁」吉田幸弘さん
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