
今蔵ゆかりです。
心理的安全性の高い、上機嫌なチームづくりの秘訣をお伝えしています。
数多くの企業やクリニックのみなさまと携わっていると、よくも悪くも様々な光景を目にします。
たとえば、
「この職場は風通しもよく、きっと上司と部下の関係性も構築できているんだろうな」
と感じる職場と、その逆の職場です。
「あ~この職場は空気が重苦しい。部下やスタッフが上司の顔色を気にしながら仕事をしているな」
と感じる職場。
さて、あなたの職場はどちらに近いでしょうか?
異なる雰囲気の職場に共通していることがあります。
ここでは、上機嫌な職場と不機嫌な職場と表現しましょう。
さてそれは、なんだと思いますか?
- 社員のやる気?
- モチベーション?
- 残業の多さ?
- 給料・休暇などの待遇面?
これらももちろん関係ありますが、それよりも基本的な部分です。
それは
上司が部下やスタッフに対する言葉使いが丁寧であるということです。
企業なら、管理職・リーダーが部下に対して。
クリニックなら、院長先生がスタッフさんに対して。
不機嫌な言葉使いの例です。
これ早くやっとけよ。
ちゃんと準備しろよ。
できたか?
こんなこともわからないのか!
おまえら。
上司にとってはそんなつもりはなくても、部下やスタッフにすると威圧的で言われたくない嫌な言いかたです。
では、これを上機嫌な言いかたにしてみると下記のようになります。
上機嫌な言葉使い
これ早めにお願いします。
しっかり準備してくださいね。
できましたか?
何かわからない点がありますか?
〇〇さん(相手の名前を呼ぶ)
いかがでしょうか?
同じことを伝えるにしても、どちらの言葉使いが職場の空気を良くするか?
一目瞭然ですね。
大阪の南御堂に貼ってあった言葉。(知人が送ってくれました)
↓
不機嫌な言葉を使われる部下の立場になってみると
- 自分は粗末にされているのでは?
- 自分の意見は怖くていえない・・。
- 不明な点やミスがあってもいいにくい。
- この上司の元で成長できるのだろうか?
- 自分じゃなくて誰でもいいのではないだろうか?
など、不安を煽ってしまうことに繋がります。
最悪、離職になることも考えらます。
リーダーの言葉使いで職場の品性がわかります。
仲間一人ひとりを尊重して、丁寧な言葉使いを心がけて下さい。
不機嫌なスパイラルではなく、上機嫌なスパイラルをご自身発で起こしていきましょう。
「言葉使いだけでなく、他に気を付ける事はありますか?」
はい!ございます。
上機嫌な職場づくりに欠かせない、セルフマネジメントの方法がつまった本。
『上機嫌に働く67のコツ』
↓
女性向けのデザインですが、視野の広い!男性経営者にも好評を得ています。
ピンと来られましたら是非お読みいただきますと嬉しいです。