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講師として大切にしていること

2025/09/02

講師として大切にしていること

上機嫌なコミュニケーション術、今蔵ゆかりです。


私はこれまで、企業研修や講演、医療・介護の現場向けのセミナーなど、たくさんの場所でお話をする機会をいただいてきました。

ありがたいことに


「話がわかりやすい」

「あっという間だった」

「すぐにやってみようと思えた」


といったお声をいただくことも増え、講師という仕事の面白さと責任を年々強く感じています。


今日は、私が「講師として大切にしていること」を3つに分けてお伝えしてみようと思います。

講演やセミナーの講師を選択される際の、ご参考にしていただければ幸いです。


1. 「何を伝えるか」より「どう届くか」

私が講師として最も大事にしているのは、「内容」そのものよりも、「どうやってわかりやすく伝えるか」「いかに自分事化していただけるか」です。


もちろん、情報の正確性や実用性は大前提。でも、それが“相手の心に届くかどうか”は、まったく別の話です。


たとえば、



  • 伝えたいことを3つに絞る
  • 抽象的な言葉は具体的な例に置き換える
  • わかりやすい簡単な言葉を選ぶ


など、あたり前のようですがこれを徹底することで「聞き手の理解度」がぐんと上がります。


そして何より、「伝え方」は「相手への思いやり」だと思っています。


2. 笑顔と“温度感”を忘れない

伝えることに夢中になるあまり、つい真剣モードが強くなってしまうこともあります。

私は、どんなときも「講師自身が上機嫌でいること」を意識しています。


声のトーンに表情を乗せる


「この話、少しでも役に立ったらうれしいです」と、ひとこと添える


つい笑ってしまうようなエピソードを1つ入れる


ちょっとした工夫で、会場の空気が和らぎ、受講者の表情も変わっていきます。


学びは、緊張感の中よりも「安心感と笑顔の中」のほうが、はるかに深く、長く残る――そんな実感があります。


3. 明日から「できそう」と思える一歩を

講演が終わったあと、こんな感想をいただくことがあります。


 

「“完璧にやらなくていい”って言われて、ホッとしました」
「今日からできること、さっそく1つ決めました!」

 


私は、聞いたその場で「あ、これなら自分にもできるかも」と思ってもらえることを大切にしています。


ですから、どの講演や研修でも、



  • 行動例はハードルを低く
  • ワークや問いかけで自分のこととして考えてもらう
  • 「まずは〇〇から始めてみてくださいね」と、背中を押す


そんな工夫を盛り込むようにしています。


ポイント

最後に

講師とは、単に“教える人”ではなく、“一緒に歩く人”だと思っています。


少し前を歩いて、「こっちの道、歩きやすいですよ」と伝えたり、「私も失敗しましたよ」と励ましたり。


私の言葉が、誰かの心を軽くしたり、小さな行動のきっかけになったりしたら――それが、講師として何よりの喜びです。



これからも、「伝わる講師」であることを忘れずにあり続けたいと思います。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。



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