今蔵ゆかりです。
「今蔵(本当は旧姓)!
おまえもっと熱くなれよ。
お前をみているとどうも熱意が感じられないんだよな」
昔の職場で、どうにも私とソリが合わない上司によく言われた言葉です。
その上司が、とにかく好きで評価していたのはこんな部下でした。
・アピール性が高く
・私こんなに一生懸命に頑張っています
・バタバタ慌ただしく汗をかいている感じ
という、熱意がみただけでわかるタイプ。
私は、アピールするのが苦手でさりげなく、ささっとこなすタイプでした。
それが、上司には伝わらなかったのでしょう。
気に入らなかったのでしょう。
その職場では、毎朝出勤後に全員で掃除をするのですが、その時も私の掃除っぷりをじっと、観察されているのが視線でわかりました。
「こいつ、ちゃんとサボらず掃除しているのか?」
、、といった視線のように、感じていました。
いつもそのように接しられると、こちらとしては、よけいに捻くれてしまうわけです。
・もっと冷めた感じですそつなくこなしてやる!
・熱いアピールなんてカッコ悪いわ!
すると、益々二人の関係性は悪くなるわけです。
その時、心底その上司のことが嫌いでしたし、上司も私のことを好きではなかったはずです。
「もっと熱くなれよ!」
そう言われるたびに、心の中で叫んでいました。
「青い炎もあるんじゃ〜!!ちゃんと、そこにも目を向けて理解してよ!」と。
今こうやって書きながら、いやぁ〜そういう自分も上司の一部しか見ていやん。
自分の価値観で上司を見てるやん。
ということに気づくのでした。。。
ということで、何事もつい自分の価値観で判断していまいがちです。
凝り固まった価値でいると、側面しか見ることができませんね。
やわらかな頭で捉えていきたいものですね。
あ〜、ごめんなさい。
ですが、その元上司のことは、やっぱり今でも好きにはなれません。。。
それはそれ!ということで。