知っているとできているはイコールではありません。
講演会の冒頭で、そうお伝えさせていただいています。
当たりまえのことをお伝えすると
「そんなこと、知ってるよ」
「それより、もっと難しいスキルを教えて」
とお声がきこえてきそうなのですが、実はこの思考があぶないのです。
これが1番の基本中の基本のネックなのです。
具体的なシーンを想定し、自分自身が行っている言動をチェックしていくと・・・。
意外な事実が浮き彫りになってきます。
「そんなこと知ってるよ!」そういう方に限って、できていないチェックが入るのです。
「あれ〜おかしいなぁ、知っているはずなのに、できていなかったなんて・・・」
俯瞰してみることで見えてくるのです。
習慣とは面白いもので、9割以上が「無意識」といわれています。
無意識で行っているので、できていないことに気付かずスルーしてしまうのです。
自分を俯瞰することは、実はひとりではとても難しいのです。
第三者がナビゲートしてこそ、気づかずにスルーしていた無意識さに気付くことができます。
講演会では、無意識を意識にかえていただく。
そんなコーナーを必ず盛り込むように組み立てています。
意識にかわると、自分の習慣の改善ポイントが明確になり、成果があがるというわけです!
無意識のまま
スルーのまま
できてるつもり
のままでいると・・・。
とても残念ですね。