●リーダーにとって感情コントロールは重要なスキルです
今蔵ゆかりです。
”こんな上司・リーダーはごめんだ!”
講演会、研修先で若手社員のみなさんにアンケート調査をしたことがあります。
こんな上司・リーダーは勘弁してほしい
こんな上司・リーダーは尊敬できない
こんな上司・リーダーの指示は嫌気がさす
こんな上司・リーダーだとやる気がおこらない
「こんなリーダーとは?例えばどんな要素を持った人ですか?」と質問をしてみました。
ダントツで多かったのはこちらでした。
【感情的・気分にムラがある・すぐに怒る】
つまり感情のコントロールができていない人です。
そりゃ、そうですね。
急に声を荒げられたり、今日の気分はどうだろう?と顔色をうかがったり、言っていることがコロコロ変わったりする。
毎回そんなことをされると、たまったものではありません。
職場の空気も悪くなるし、自分も周りもゲンナリしてしまいます。
ですが、これをリーダーの立場である方、経営者の方にお伝えすると、2つの反応に分かれるのです。
1つは、「そうですね、おっしゃる通りです!私もついついカッとしやすいので、気をつけないといけませんね」
このように、自分事として改善点を捉えられる方。
そして、もう一方は「甘やかしていては、彼らは成長しませんよ。気を使っているとなめられてしまいますよ。威厳を保つためにガツンといってやらないと」
そうおっしゃる方。
職場や、状況によっては、後者の方の言い分も一理あるかもしれません。
ですが、その考えはいただけません。
それらは、部下を萎縮させてしまったり、やる気をそいでしまったりと、
プラスに影響することがほぼゼロに等しいからです。
そして何よりの損失があります。
主体性がなくなり、他人事になってしまうという損失です。
部下が成長しないどころか、部下をダメにしてしまうのです。
自分の意見を発言しても「どうせ却下されるに違いない。ならば黙ってこの場をやり過ごせばいいや」
そんな残念な思考になってしまうのです。
感情のコントロールは、リーダーにとって重要なスキルです。
アメリカのビジネス社会では、リーダーになる資質の中で欠かせないパートのひとつとされています。
そして、みなさんその自覚を持っておられます。
そして、そのスキルを身に着けるためにトレーニングをしています。
ではどうやって?
そう簡単に自分を変えることなんてできませんよ。
感情コントロールができている人は、何をしているのでしょう?
それは、アンガーマネジメントであったり、マインドフルネス瞑想なのです。
「アンガーマネジメント」「マインドフルネス」で検索すると、専門書や方法が山のようにでてきます。
是非、リーダーの方は学んでいただきたい内容です。
私自身、両方のスキルを協会にて学び、実践していますが、効果はてきめんです。
講演・セミナーでも多くのみなさまに体験していただいています。
今後このような内面を整えるスキルは、益々必要とされてくるでしょう。
職場で取り入れたい、学んでみたい。
セミナー、研修として実践してみたい。
そんなご要望がございましたら、ご相談ください。
下記よりお問い合わせくださいましたら、追ってご連絡差し上げます。
それぞれの人が自分の力を安心して、発揮できる。
そんな穏やかな社会になることを望んでいます。