スタッフの成長を支える、リーダーの『待つ力』
2026/06/11
「任せる」のではなく、「任せて待つ」
こんにちは。
上機嫌コミュニケーションの今蔵ゆかりです。
リーダーの方から、こんな相談を受けることがあります。
- 「任せているつもりなんですが、なかなか育たなくて…」
- 「結局、自分でやったほうが早いんです」
その気持ち、とてもよくわかります。
私もこれまでたくさんのリーダーの方とお会いしてきまし
たが、責任感の強い人ほど同じ悩みを抱えています。
なぜなら、リーダーは仕事ができる人だからです。
だからこそ、
「こうしたほうが早い」
「私がやったほうが確実」
と思う場面がたくさんあります。
実際、その通りかもしれません。
でも、そこで自分がやってしまうと、メンバーが成長
する機会を奪ってしまうことがあります。
任せるというのは、仕事を渡すことではありません。
ところが、この「待つ」が難しいのです。
- 途中で気になって口を出したくなる。
- 心配になって確認したくなる。
- 自分のやり方を教えたくなる。
それだけ相手に期待している証拠でもあります。
しかし、メンバーの立場からすると、
- 「どうせ最後はリーダーがやる」
- 「任されているようで信頼されていない」
と感じることもあります。
人は、信頼されたと感じたときに成長します。
最初から完璧にできる人はいません。
失敗することもあります。
遠回りすることもあります。
それでも、自分で考え、自分でやり切った経験は
大きな財産になります。
成果を急ぐなら、自分でやる。
人を育てるなら、待つ。
リーダーは、そのバランスを求められる立場です。
もちろん、丸投げは任せることではありません。
- 必要なサポートはする。
- 困ったときは支える。
- でも、最後まで相手を信じる。
それが本当の意味での「任せる」ではないでしょうか。
上機嫌なリーダーは、すぐに手を出しません。
相手の可能性を信じて待つことができます。
もし今日、「結局、自分でやったほうが早いな」
と思う場面があったら、
少しだけ立ち止まってみてください。
- その仕事は、本当に自分がやるべき仕事でしょうか。
- それとも、誰かが成長するチャンスでしょうか。
チームを育てるリーダーは、
仕事だけでなく、人も育てています。
その第一歩は、「任せて待つ」ことなのかもしれません。
