●会話の中に具体性をいれると距離が縮まる
1度しか会っていないのに、距離が縮まり記憶に残る人。
以前も話したことがあるのに、まるで記憶に残らない人がいます。
例えば
「ご出身はどちらですか?」という質問に対して、
会話がはずみ記憶に残る人は、こう答えます。
「黒豆で有名な、兵庫県の山奥の丹波篠山です」
すると、こちらの頭の中には、山奥と黒豆の絵が浮かびます。
「丹波篠山ですか!黒豆を食べたことがありますが、絶品ですよね」
と、会話は膨らみ一気に距離も縮まります。
一方、記憶に残らない人はこう答えます。
「関西です」
すると「あ〜関西なのですね」
こちらは、それ以上聞きにくいモードになります。
なんだか「これ以上は個人情報なので聞かないでね」と線を引かれた気分になります。
本人にそんなつもりはなくても、深層心理の部分ではそうなっているのです。
距離が縮まる人は、具体性をいれることによって心を開いています。
具体性をいれると、相手の頭の中に絵が浮かびますね。
それが、相手の記憶となります。
「好きな食べ物はなんですか?」
という質問に
「お米です」ではなく
「新潟産の新之助というブランド米が好物です」
と答えます。
きっと、お米の新之助を見るたびに
「あ、今蔵さんが好きな新之助だ」
私のことを思い出してくれるでしょう。
自分のことを具体的に話すのは、少し照れくさいものです。
ですが、そのことにっよって相手に興味を持ってもらえ、距離が縮まるのです。
近づきたくない人にはざっくりと回答する!
という裏技も・・・。
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