
職場を活性化させる人材育成、今蔵ゆかりです。
経営者・管理職・リーダーのみなさまからよくいただくお悩みのひとつ
「部下のモチベーションが低くて悩んでいます。どうしたらもっとモチベーションを高くすることができますか?」
ここでこのような質問をさせていただきます。
「部下に対して普段どんな言葉を投げかけていますか?」
- もっとやる気をだそう。
- 頑張って成果をだそう。
- 特に言葉はかけずに見守っている。
こんな回答が返ってくることがあります。
上司として部下の気持ちを奮い立たせる言葉がけは必要です。
また、部下を信じて何も言わずに見守ることも必要です。
ですが、これでは部下のモチベーションをあげることはできません。
忘れてはいけないことがあります。
それは
- 「いつもあなたを気にかけていますよ」
- 「いつも見ていますよ」
- 「知っていますよ」
が相手に伝わるように表現することです。
部下のモチベーションをあげるには存在承認を活用する
心理学で「存在承認」という言葉があります。
存在承認は下記のように4つに分かれています。
- 結果承認(物事の結果について認める)
- プロセス承認(結果までの過程を認める)
- 行動承認(行動したことを認める)
- 意志承認(相手の意志や考えを認める)
部下のモチベーションをあげることが上手なリーダーは、この4つを活用した言葉がけをしています。
人は誰しも、自分の存在を認めてもらえると嬉しいものです。
例え結果に結びつかなかったとしても「行動したことに対して認めてあげる」ことで、モチベーションをあげることができます。
特に部下にとって上司の言葉は影響力があります。
言葉は武器になります。
モチベーションを上げることも、下げることもできるのです。
さぁ、今日から部下に対してどんな言葉をかけていきますか?
是非、4つの承認を意識した声掛けを実践してみて下さいね。
部下の変化を感じることができるでしょう。
リアル・オンライン賜ります。