講師として大切にしていること
上機嫌なコミュニケーション術、今蔵ゆかりです。
私はこれまで、企業研修や講演、医療・介護の現場向けのセミナーなど、たくさんの場所でお話をする機会をいただいてきました。
ありがたいことに
「話がわかりやすい」
「あっという間だった」
「すぐにやってみようと思えた」
といったお声をいただくことも増え、講師という仕事の面白さと責任を年々強く感じています。
今日は、私が「講師として大切にしていること」を3つに分けてお伝えしてみようと思います。
1. 「何を伝えるか」より「どう届くか」
私が講師として最も大事にしているのは、「内容」そのものよりも、「どうやってわかりやすく伝えるか」「いかに自分事化していただけるか」です。
もちろん、情報の正確性や実用性は大前提。でも、それが“相手の心に届くかどうか”は、まったく別の話です。
たとえば、
など、あたり前のようですがこれを徹底することで「聞き手の理解度」がぐんと上がります。
そして何より、「伝え方」は「相手への思いやり」だと思っています。
2. 笑顔と“温度感”を忘れない
伝えることに夢中になるあまり、つい真剣モードが強くなってしまうこともあります。
私は、どんなときも「講師自身が上機嫌でいること」を意識しています。
声のトーンに表情を乗せる
「この話、少しでも役に立ったらうれしいです」と、ひとこと添える
つい笑ってしまうようなエピソードを1つ入れる
ちょっとした工夫で、会場の空気が和らぎ、受講者の表情も変わっていきます。
学びは、緊張感の中よりも「安心感と笑顔の中」のほうが、はるかに深く、長く残る――そんな実感があります。
3. 明日から「できそう」と思える一歩を
講演が終わったあと、こんな感想をいただくことがあります。
「“完璧にやらなくていい”って言われて、ホッとしました」
私は、聞いたその場で「あ、これなら自分にもできるかも」と思ってもらえることを大切にしています。
ですから、どの講演や研修でも、
そんな工夫を盛り込むようにしています。
ポイント
最後に
講師とは、単に“教える人”ではなく、“一緒に歩く人”だと思っています。
少し前を歩いて、「こっちの道、歩きやすいですよ」と伝えたり、「私も失敗しましたよ」と励ましたり。
私の言葉が、誰かの心を軽くしたり、小さな行動のきっかけになったりしたら――それが、講師として何よりの喜びです。
これからも、「伝わる講師」であることを忘れずにあり続けたいと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
定着率をあげ上機嫌な職場にしたい院長先生・経営者のサポーター
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心理的安全性のある上機嫌な職場づくり 今蔵ゆかり
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