チームの成果のあがる上機嫌仕事術をお伝えしています。
今蔵ゆかりです。
先日、企業さまにて講演させていただきました。
テーマは『リーダーのための思考と感情の整理術』
怒りの感情コントロール法として、アンガーマネジメントを中心にお伝えいたしました。
アンガーマネジメントって、ご存知でしょうか?
- 本を読んだことがある方
- セミナー受講したことがある方
- 学んだことがある方
もいらっしゃるかもしれませんね。
この回のネーミングはかなり強くて厳しい・・・(汗)
↓
ついカッとなって、発した言葉でもたらすデメリットは数多くあります。
- 相手を傷つけてしまったり
- 場の空気を重くしてしまったり
- 相手のやる気をなくしてしまったり
- 自分も後悔して自己肯定感が下がってしまったり
- 仕事を失ってしまったり
お恥ずかしい話しですが私も、部下を泣かせてしまった苦い経験があります。
- じゃあ、怒ってはいけないのか?
- 感情に蓋をして、我慢すればいいのか?
と思いがちですが、そうではなく。
アンガーマネジメントは「怒ってはいけない」のではなく「上手に怒る」テクニックなのです。
例えば、アンガーマネジメントの中に
- カッとしたら「6秒」待つ
- カッとしたら「別の場所に移動する」
- カッとしたら「深呼吸する」
などがあります。
なるほど、いい方法です。
ただ・・・。
「いやぁ~6秒待てるくらいなら、声をあらげることはありませんよ」
「それができないから、困っているんですよ」
というお声もちらほらいただきます。
実はわたしも、そうですよね、と思う部分もあります。
”筋トレと同じで、できないからコツコツトレーニングを重ねていく”のですが、正直、実践できる人と難しい人にばらつきが生じます。
じゃあ、どうすれば効果的なのでしょうか??
ということですが。
”怒り”から少し視点をずらして、「言い方に着目」してみます。
いつもの「言い方を変えてみる」です。
これが1番実践しやすくて、自分も相手もスムーズに意思の疎通がとれるのではないかな?
と感じています。
例えば
×「ちゃんと話を聞いていますか?」
〇「ここまで話しましたが、大丈夫ですか?」
×「なんでわからないの?」
〇「どの部分がわかりにくい?」
×「モタモタしないで!」
〇「丁寧に少しだけ急げますか?」
怒りの正体は「自分の理想と現実のギャップ」が生じたときにうまれます。
言い方をこんな風に変えてみると、ギャップが減るので、必然的に怒るシーンも減ってくるのです。
イライラすることが多い方、自分はどんな言葉を発しているか?
その言葉によって、余計にイライラを生み出していないか?
振り返ってみてくださいね。
上機嫌な職場がチームのモチベーション・成果を高めます。
”アンガーマネジメント&言い換えテクニック”が必要だ!と感じられましたら、お声掛けくださいね。
人数の少ない職場も大歓迎です。