『今蔵ゆかりの上機嫌でいこう』を配信しています。
数名の読者さんからお悩み相談をいただきましたので、こちらで私なりの回答をさせていただきます。
ご参考になると嬉しいです。
お悩み:チームに悪影響を与える”年上の部下”への対応について困っています
【ご相談いただいた方】
・中間管理職の女性
・部署内の3分の2が年上の部下
【お悩みの内容】
(一部抜粋・変更して掲載させていただきます)
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職場に、発言力の強い年上の部下がいます。
その方の「輪を乱す言動」が、組織に大きく影響することが多くあります。
例えば、若い子たちの共感を誘うような不満など。
私が若い時もそういう先輩に「あなたについて行きます!」みたいなことがあったなぁと思い返しながらも、年上だからこその対応の難しさがあり、苦慮しています。
中堅を超えたベテランだからこそ、自身の言動が組織に与える影響を自覚してほしいと思うのですが、何かいい方法はあるのでしょうか?
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【私の回答】
いい影響なら大喜びですが、それが輪を乱す言動となると、それは頭が痛いですね!
私も以前、同じような状況に立たされた時期がありました。
ですからお気持ちはとてもよくわかります。
私が実践してみて効果があった方法をご紹介しますね。
- 引っ張られないように、たんたんと自分の立場の仕事をやり続ける。
- チームにとっての共通の「目標」をみんなでわかりやすく共有する。
(例)朝礼で・お客様・スタッフが笑顔あふれるために「いい言葉」を
選んで使うようにしよう、と具体例と共に共有する。
- 自分の弱みや悩みをその人に打ち明けて、相談にのってもらう(ちょっとシャクですが、これは作戦!)
Nさん、「これならできそう!」と実践できそうなところをやってみて下さいね。
ここから先は、年下の部下とうまく付き合うコツです。
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以前は、上司は年上が当たり前、部下は年下が当たり前だった”職場の年功序列”。
昨今では転職も多く、雇用形態も多様化してきたために、この形式がほぼなくなりました。
そのために、
- どう扱ったらいいのか?
- 指示をしにくい
- プライドが邪魔をする
など、年上の部下、年下の上司の関係にそれぞれ戸惑いをお持ちの方が増えています。
確かにいろいろとしがらみもあり、悩ましい部分ですね!
そこで、同じお悩みを持つ方に私がおすすめする方法はこの3つです。
- 「年下」「年上」の概念をいったん忘れる
- 敬意を払って時に頼りにする
- 相手を変えようとしない
どうしても年齢に気持ちが引っ張られがちになりますが、職場の中ではそれぞれの「役目」だと割り切って考えましょう。
あなたは「上司」という「役目」です。
役目なので、その役に従ってこなしていきましょう。
遠慮しすぎずに、笑顔でさわやかに、明確に!指示をだしてみる。
年上の方は、自分は経験・知識が高いと認識しているので(実際は違ったとしても・・)プライドが高い方がいらっしゃいます。
そこをうまく使って、頼りにするという方法があります。
例えば
「私は経験不足でわからないことがあります。〇〇さん相談に乗っていただけませんか?」
相談のあとは
「ありがとうございます。やっぱり〇〇さんに相談してよかった!助かりました。また力になってくださいね」
こんな風に、相手に敬意を払って頼りにすることで、距離が縮まりいいコミュニケーションが取れてきます。
とはいっても、人は変えられないものです。
やはり自分から
- 自分がお手本になるように行動起こす
- 自分の気の持ちようを変える
- 人は人、自分の問題と一緒にしない(クールですが)
長々となりましたが、これならできるかも!これをやってみよう!
年下の部下を持つ方の、ヒントになると嬉しいです。
結局、仕事は上機嫌な人がうまくいく!
公式LINEから、お悩み相談受け付けますので、送りくださいね。
●今蔵ゆかりの上機嫌でいこう♪