
仕事をしているとお詫びをしなければならないことがあります。
取引先・上司・患者さん・業者さんなど。
謝罪する相手もシーンも異なりますが、共通して言えること、それは
「謝罪には信用される言い方と信用されない言い方」があるということです。
相手に信用される仕事ができる人は、謝罪が上手です。
ここで信用されない謝罪と信用される謝罪の例をあげてみます。
その前にクイズです。
このお詫びの仕方は信用されるか?そうでないか?
考えて見て下さい。
「以後、このようなことがないようにいたします」
「今後二度と同じミスが起きないように気を付けます」
考えましたか?
正解は、信用されない謝罪です。
ではもう一度みてみましょう。
「以後、このようなことがないようにいたします」
「今後二度と同じミスが起きないように気を付けます」
なんとなく丸く収まっているように感じますが、改善策が提示されていないのです。
改善策がなければ同じミスを繰り返してしまいます。
ミスが起こる原因は、なんらかの原因があるはずです。
原因を明確にして、やり方を変えることで同じミスを防ぐことができます。
信用される謝罪は
改善策を具体的に伝えるということです。
例えば、契約書の宛名のミスだとすると
×「今後二度と同じミスが起きないように気を付けます」
〇「今後二度と同じミスが起きないように、2人で精査することを徹底します」
改善策を具体的に伝えます。
即その場で具体案がだせないのであれば、後日改善案を決定し徹底する旨を伝えましょう。
すこしのひと工夫で、信頼される謝罪になります。