
上機嫌な職場づくりの今蔵ゆかりです。
昭和・平成・Z世代と。
職場には価値観や育ってきた背景が大きく異なる人達が一緒に働いています。
最近の若手のみんなは
- どうしてわからないのだろう?
- どうして伝わらないのだろう?
- どうしてやる気をだせないのだろう?
管理職、リーダー職の方は首をかしげるシーンがありませんか?
伝わらないのは当たり前なのです。
なぜなら、自分の経験や価値観と若手の方のものとはまったく異なるからです。
おおげさにいうと、昭和世代のあたりまえはz世代の非常識なのです。
価値観のズレのひとつにあげられるのが「やる気の起こし方」です。
例えば、昔なら
「必ずできる!」
「頑張れ!」
「気合と根性であきらめるな!」
といったグイグイと背中を押す言動が効果的とされてきました。
ですが、今の若い世代は嫌がる傾向が強いのです。
それを理解せずに昔の価値観で励ますと、若い方々は圧力を感じてやる気を失うともいわれています。
究極になると、離職に繋がるケースもあります。
では、どうすればいいのか?
ということですが、答はシンプルです。
相手に感謝するということ。
具体的には言葉にだします。
それは、
「ありがとう」です。
なんだそんな簡単なこと?!
それなら日ごろから心の中で感謝していますよ。
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
ですが、大切なことは「言葉にだして伝える」ことです。
心で思っているだけでは相手には伝わりません。
ポイントは、日頃からマメに「ありがとう」を伝える事です。
ここぞ!という時だけにいうのではなく、マメにです。
マメな「ありがとう」がチームの小さなやる気をコツコツ育てるのです。
コツコツ積み上げたものは、やる気や自信になっていきます。
そうなると、離職率も下がってくるでしょう。
コツコツに勝るものはありません。
管理職・リーダーのみなさん。
チームのみなさんに「ありがとう」をコツコツと伝え続けていってください。
必ずよい成果となって帰ってきます。
「チームのやる気を出すポジティブな言い換えの実践法」
セミナー・講演は随時受け付けています。