信頼されるリーダーは「小さな約束」を大切にする
2026/08/06
こんにちは。
上機嫌コミュニケーションの今蔵ゆかりです。
「スタッフとの信頼関係をもっと深めたい。」
リーダーの方から、このようなご相談をいただくことが
あります。
信頼関係を築くためには、特別なリーダーシップや難し
いコミュニケーションスキルが必要だと思われがちです。
でも、私はこれまで多くのリーダーと関わる中で、信頼
はもっと身近なところから育つと感じています。
それは、小さな約束を大切にすることです。
信頼は、小さな約束の積み重ねから生まれる
例えば、こんな言葉を口にすることはありませんか。
「あとで見ておくね。」
「明日、返事をするね。」
「時間をつくるから、また話そう。」
どれも忙しい職場では、ごく自然な会話です。
その場では、本気でそう思っています。
ところが、急な予定が入ったり、次々と仕事に追わ
れたりしているうちに、その約束を忘れてしまうこ
とがあります。
リーダーは忘れていても、相手は覚えています。
最初は、「忙しいから仕方ない。」と思っていても、
それが何度か続くと、
「相談しても後回しになる。」
「言っても変わらない。」
そんな気持ちが少しずつ積み重なってしまいます。
以前、ある方が、こんな話をしてくださいました。
「最近、スタッフから相談されることが減った気が
するんです。」よくお話を伺うと、
「あとで話そうね。」と言ったまま、そのままになっ
てしまうことが何度かあったそうです。
そこでその方は、一つの習慣を始めました。
約束したことは、その場でメモをすること。
そして、
「昨日の件だけど、待たせてごめんね。」
「時間が取れたから、今なら話せるよ。」
と、自分から声をかけるようにしたのです。
すると、少しずつスタッフの表情が変わり、以前の
ように相談してくれるようになったそうです。
約束を守れない日があってもいい
もちろん、予定どおりにいかない日もあります。
約束を守れないこともあるでしょう。
そんなときに大切なのは、何も言わずに終わらせない
ことです。
「ごめんね。今日中には難しいから、明日の午前中で
もいいかな。」
その一言があるだけで、相手は安心できます。
約束を守ることはもちろん大切ですが、守れないときに
誠実に伝えることも、信頼につながる行動です。
信頼されるリーダーは、小さな約束を軽く扱わない
信頼は、一度の大きな出来事で築かれるものではありません。
「あとで。」
「確認しておくね。」
「明日、返事をするね。」
そんな日常の何気ない約束を、一つひとつ大切にする姿勢が、
相手に安心感を届けます。
スタッフが、
「この人なら安心して相談できる。」
そう感じる職場には、小さな約束を大切にする文化があります。
リーダーの誠実な行動は、やがて職場全体の信頼へとつながっ
ていきます。
リーダーの整える習慣
【今日からできるリーダーの整える習慣】今日、誰かと交わした小さな約束を思い
出してみてください。
「あとで」
「明日」
「確認しておくね。」
その約束を一つ行動に移してみましょう。
成果をあげる上機嫌な人材育成・環境整理の専門家