●会議の名前を変えるだけでダラダラ時間は激減する
山田:午後から定例会議があるけど、今日の議題ってなんだっけ?
川上:さぁ、資料を読み上げて確認するだけじゃない?
山田:そうだよな、こっそり急ぎの仕事でもやりながら参加しておけばいいな。
そして、会議ではお約束どおり、進行係が資料を読み上げ
「なにか意見はありませんか?」
シ〜ン・・・。
「何もないようでしたら次回は4月」
山田:あ〜終わった。この会議ってほんと、時間のムダだよな。
川上:あ〜来月は俺が進行係だよ〜。
山田:資料読むだけだから、楽勝でしょ。
川上:そうだな!
なんてこと、よくありませんか?
これは、貴重な時間をすり減らしている典型パターンです。
定例会議
連絡会議
お約束の会議のネーミングです。
ですが、実はとても「曖昧」な名前であること。
定例会議だと、
・何の話し?
報告会議だと
・誰が何の報告?
曖昧であるために、ひとごとになってしまうのです。
会議とは何かを決定したり、問題解決をする建設的なものです。
そして、主体的になり参加するものです。
例えば
定例会議→副題として:定時退社のための新ルール決定会議
・開催までにひとり1つは、案を提案する。
新ルール決定会議となっているので、「決定するため」の会議ということが明確です。
このようにしておくと、全員が案を準備をした上で会議が行われます。
案を持ち込んでいるので、それぞれが発言します。
それぞれが発言すると、主体的になります。
そして建設的な中身の濃い会議となるのです。
会議の名前を変えるだけで、参加者が主体的になり、建設的な場となる。
資料を読み上げるだけのたいくつな会議とはオサラバというわけです。